賢い性格でしつけが難しい?ボーダーコリーをお勧めしない理由

(※2019年4月15日に公開した記事ですが、情報の追記、その他の修正を加え2021年4月25日に再度公開しました!)

がわ

しつけアドバイザーのがわです!

犬の中で一番IQが高いとされているボーダーコリー。

賢さゆえ、人間と一緒に働く使役犬として、主に牧羊の分野で活躍している犬種なんですよ!

そんなボーダーコリーですが、インターネットではなにかとマイナスなことを言われがちです。

「ボーダーコリーは賢いから、犬初心者には向いてないよ」

「飼育放棄が多いって有名だよね、ボーダーコリーって」

「ボーダーコリーは運動量がとにかく多いから大変だよ」

ぼくが飼う前に色々と調べていると、こんな風に書かれていることが多いなあと感じました。

色々と下調べをした結果、ぼくはやっぱりボーダーコリーを選びました。

この写真は、ブリーダーさんのところに見学をしにいったときに撮影したものです。

今見返すとちんちくりんでめちゃくちゃ可愛いですね。

生後5ヵ月を過ぎたあたりでブリーダーさんから迎えました。

今日はボーダーコリーにまつわる噂について、実際に飼っている僕が「それってどうなの?」と思ったことの本音をお伝えしたいと思います!

それでは、いってみましょう♪

目次

ボーダーコリーはどんな犬?

アジリティなどのドッグスポーツでも必ず見るボーダーコリーですが、運動神経以外の特徴に「賢さ」が謳われていることがとても多いです。

なぜそのように広まったか、まずは基礎的なところからボーダーコリーについて理解を深めていきましょう!

歴史

ボーダーコリーは元々、牧羊犬として長らく人間のそばで活躍してきました。

イギリス原産の犬種ですが、名前にも入っている「ボーダー」とは、原産地がイングランドとスコットランドの国境(ボーダー)であることが由来だそうです。

人間のそばで活躍をしてきたかたわら、牧羊犬としての作業能力が最重視されていたボーダーコリーは外観やサイズの統一性が欠けていることから、犬種としての公認が他のコリー種と比べて遅れました。

本国のイギリスのケネルクラブによる公認は1976年と、比較的最近になってからなんですよ!

身体的特徴

体型はボーダーコリーの規格に沿ったまま成長をすることが多いですが、
模様や耳の形は個体によってさまざまです。

ブレーズ

鼻筋から頭部にかけて走る白い毛のことをブレーズと呼びます。

一般的には左右対称で太めのブレーズの子が人気かつ価格も高くなります。

その他にも、顔の半分ずつで色の違うハーフフェイス、顔全体が黒いガングロと呼ばれる子もおり、本当に個性が出る部分ですね。

カラー(首回り)

首回りの白い部分をカラーと呼びますが、幅広く均一で左右対称に首回りを覆っているカラーが理想的な入り方となります。

ブレーズと同じように、カラーの入り具合でも価格の上下が決まります。

立ち耳、半立ち耳、垂れ耳、左右の耳でそれぞれ違う犬が見られます。

うちのは立ち耳ちゃん。

茶褐色のボーダーコリーがスタンダードですが、バイアイ(両目で違う色)の個体もいます。

身体の大きさ

分類としては、中型犬に属します。

体高はオスで53cmほど、メスはそれより若干低く52cmほどとなります。

体高って?

犬が立った状態で、地面から背中までの高さを指します。

体重は14kg~22kgほど。

これも、オスのほうがやや重くなることが多いそうです。

ちなみに、ぼくのご近所さんもボーダーコリーを飼ってらっしゃるのですが、
お互いオスで7か月過ぎた時点の体重がうちが14kg、ご近所さんが18kgと個体差があるようです。

体高についてはあまり差がないように見受けられました!

寿命

だいたい10~17歳です。

最近では人間の寿命が延びているように、犬の寿命も長くなっているみたいですよ!

食事や運動などで健康管理をしっかり行うことで長生きさせることができます♪

性格

牧羊犬というバックボーンがあるため、従順かつ機敏、とても注意深く判断能力に長けています。

賢さにフォーカスすれば、「The Intelligence of Dogs」の著者でもある、ブリティッシュコロンビア大学の教授のStanley Coren博士によると、賢さも全犬種の中で一番という研究結果が発表されています。

知能の実験は、犬に新しいコマンドを教え、そのコマンドを理解するまでの回数などで判断したそうですよ!

毛質・毛色

毛質は長毛種が基本ですが、短毛もあります。

人間の髪と同じように、ストレートな場合もあれば、癖毛な個体も。

うちのボーダーは癖毛なので、お風呂に入るとチリチリになって可愛いです(笑)

一般的なカラーは三種類ですが、多種多様に存在します。

ブラック&ホワイト

いわゆるボーダーコリーといえば、このカラーが王道なのではないでしょうか。

ぼくが一番好きなカラーです。

ブルーマール

ブルーといっても青いわけではなく、明るい背景色に暗い斑点の大理石模様をマールと呼びます。

レッド

コリーっぽさが残るカラーリングです!

ボーダーコリーにまつわる噂と本音

ボーダーコリーの噂について、実際に飼っているぼく目線で意見を書いていきます!

賢いからしつけをしなくても大丈夫?

んなわけありません。

頭が良いからしつけをしなくてもちゃんとこちらの意図を理解してくれていい子にしてくれるだろう」というのは人間のエゴです。

賢い犬=いうことをしっかりきくという図式は成り立ちません。

賢い犬であることの意味を掘り下げていくと、人間を見る目が鋭く、飼い主の行動を見逃してくれない犬であるため、ずる賢い一面が出ることもあります。

例えば、いたずらをした時の犬への反応に対して、飼い主が少しでも甘やす素振りを見せればその行為を正としていたずらがエスカレートしていくのがボーダーコリーです。

ダメなものはダメ!と理解させるなど、しつけ力が他の犬種よりは高く求められるでしょう。

だからといって、暴力や恐怖で犬を抑える必要はありませんし、僕はそのようなしつけを一切しないで育てています。

一言で「賢さ」と言っても、意味は真逆の二面性を持っている犬種であることは理解すべきでしょう。

悪い方向に「賢さ」が働いてしまえば、とても扱いづらい犬に育ってしまう可能性を秘めている犬種であることは確かです。

たくさん運動しなきゃストレスが溜まるんでしょ?

牧羊犬がルーツのボーダーコリーは、物凄い運動量が必要だと誤解を受けやすいような気がします。

あなたもインターネットでボーダーコリーについて調べているとき、こんな情報が書いてありませんでしたか?

  • 広い庭がある家じゃなきゃ飼っちゃいけない
  • アジリティのような競技を必ずしなきゃいけない
  • 最低でも1日1時間×2回の散歩に、週末はドッグランに連れていきましょう

ぼくもちょっとボーダーコリーを知っている方と散歩中にお話しすると、なにか先入観があるのかなと思うくらい皆さん口をそろえて上にまとめたようなことをきいてきます。

おそらく、ボーダーコリーにとって運動がストレス発散の一番の手段だと思っていらっしゃるのかなと感じました。

持っている運動能力と運動の必要量は必ずしもイコールではないですし、運動不足がボーダーコリーのストレスの一番の原因ではないとぼくは思います。

ここからは、ボーダーコリーにとっての運動量とストレス発散についてお話ししていきたいと思います。


毎日の運動量について

確かに、ボーダーコリーは牧羊犬として働くほどのスタミナを持っているので「毎日すごい量の運動をさせなきゃいけない」と感じるのもわかります。

ですが、ぼくは毎日クタクタに疲れるほど走らせているわけでも、毎日3~4時間も散歩にいっているわけではありません。

なぜかというと、犬が持っている運動能力と、運動の必要量がイコールではないと考えているためです。

例えば、プロ野球選手は身体能力も高く、ぼくとは比べ物にならないほど運動量の限界値が高いはずですが、毎日きついトレーニングを限界までしているわけではないですよね!

トレーニングのしすぎでケガをするのはわかりきっていますし、トレーニングとお休みをしっかり管理して活動をしていると思います。

犬も同じように、毎日走らせまくっていると股関節のケガや病気につながりやすくなります。

特に子犬期は疲れ知らずで、思っているよりも無理をして遊ぶ傾向があるんです。

実際、ぼくは犬にめちゃくちゃ運動させているわけではないですし、散歩も1日1時間くらいしかしてないですが、今のところ特にストレスが溜まっていたずらをするようなことはありません!

散歩の目安を鵜呑みにして1時間いつものルートをダラダラ歩くより、ゆっくり歩いたり速足で歩いてみたり、止まっておすわりをさせてみたりと刺激を演出する30分の散歩の方がボーダーコリーにとってはストレス発散になります。

飼い主の工夫で量より質の散歩をさせ、ストレス発散を効果的にできるわけです。

ボーダーコリーのストレスについて

ボーダーコリーは賢い犬種なので、飼い主と頭を使った遊びをすることを好みます。

頭の良さゆえに、運動を多くさせても、ボーダーコリーのストレスを解消できないかもしれません。

ストレス発散という点では、ぼくは運動の量よりも、頭を使うような質の高い散歩や濃いコミュニケーションを取ることを大事にしています。

上記で挙げた緩急のある散歩以外に、ソファで一緒に座ってテレビを見たり、ブラッシングをしたり、ちょっとしたトリックの練習をしたりとかですね^^

家の中でできる頭を使った遊びは、ボーダーコリーを飼う上で必要不可欠だと思います。

こちらの考えをくみ取って遊んでる姿は、ボーダーコリー特有のかわいさを感じられてたまらないですよ!

厳しくしつけをしないといけない犬種でしょ?

ボーダーコリーはずる賢さがあるから、他の犬と比べて厳しくしつけをしなくてはいけないんじゃないかという意見も見かけます。

ぼくは、訓練的なしつけが必要なわけでも、主従関係をより強く意識させるしつけも必要ないと思っています。

ボーダーコリーだから・・・と身構える必要はまったくありません。

厳しさより、一貫した正しさが必要です。

僕は犬を一回も飼ったことがなく、触ったことすら数回だったんですが、
主従関係をカッチリさせるような厳しいしつけは一切せず、まったく問題なく楽しく生活できていますよ。

根気よく、諦めずにしつけることを一番大事にし、失敗を咎める方法やダメだと教える方法に暴力や恐怖を用いて行ったことはありません。

最近では、褒めるしつけが犬の学習に効率的だという研究結果がでているくらいです。

犬のしつけに暴力も主従関係も必要ないです。

主従関係というよりは信頼関係を大切にしながら過ごしていたら、いつのまにかしっかり言うことを聞いてくれるようになりましたね。

うちで実践したしつけ方法について、記事をまとめていますので見てみてください♪

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コマンドに対する動作を取らなかったら怒るのではなく、正しい動作が取れるまで試してみて、上手くできたときはもうお祭りか!ってくらいえげつない勢いで褒めるのがうちのスタンダードです。

賢いボーダーコリーだからできて当たり前という意識があると、失敗したときの落胆が大きいと思います。

そういう先入観は捨て、家族の一員としてしつけをしてあげる意識を持ってあげるようにしてあげられると良いですね。

実際に飼ってみて思ったのは、ボーダーコリーは周りが言うほど難しい性格をしてないですし、むずかしい犬種としてハードルを上げているのはぼくたち人間側なんじゃないかなあということです。

だからといって、決して手軽に飼えるという意味合いではないです!

日本語って難しいですね^^;

ボーダーコリーだから飼うのがむずかしいって決めつけてしまうのは悲しいですし、犬も人間と同じようにいろんな性格を持っているので、その犬にしつけのやり方を合わせてあげるのが犬を飼う醍醐味だと思いますよ!

ボーダーコリーを飼うことをお勧めしない理由

上記で挙げた3つの例のように、「ボーダーコリーはこういう犬だ!」という先入観がある場合は飼わない方が良いでしょう。

犬種ごとに性格や体型の特徴は一つの枠組みとして捉えても、「ボーダーコリーという犬種にはこうしなきゃいけない」という考え方は間違いだと思います。

人間に例えるならば「男はこうあるべきで、女はこうあるべきだ」という考え方が見直されていますよね。

犬にも、それぞれに性格や個性が存在しています。

活発な性格な犬がいれば、おっとりした性格の犬がいるように、
犬種の枠組みに捕らわれず、迎えたその犬に合わせてベストなやり方を導き出せる方にボーダーコリーをオススメしたいです!

ボーダーコリーは本当に素晴らしい犬です。

こちらの言葉を理解していると思うような行動を取り、教えたことをすぐに理解するポテンシャルを持っています。

なんというか、言葉を交わせなくても、まるで友達とコミュニケーションを取るように時間を共有できる犬です。

素晴らしいドッグライフを一緒に送る相棒として、あなたの生活に寄り添ってくれるでしょう。

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