※7/23 記事がわかりづらかったので、全体的に見やすくしました!
※6/14 トイレが完璧にできるようになったので情報を更新しました!諦めないでトレーニングしてよかった。
犬は猫とは違い、こちらがここにしてほしいなあと思って設置したトレイやシートでは
なかなかしてくれません。
我が家でも先住猫2匹はトイレを設置しただけで特に教えもせず覚えましたが、
犬は結構失敗しました。
ケージの中にトイレシートを入れてもそこでしてくれなかったり、
ケージの外に出して遊んでる途中、そこらでしてしまったりすることがありませんか?
今日は、犬を飼っている人なら誰しもが通る道のトイレのしつけについてまとめていきたいと思います!
それでは、いってみましょ~♪
Contents
犬のトイレは”失敗させてしまうこと”が粗相の1番の原因です
犬のトイレの失敗の最大の原因は”失敗させてしまうこと”です。
主に、間違ったしつけ方としつけにおける環境が整っていないことによって失敗が起きてしまうことがとても多いです。
「失敗から成功に導くんじゃないの?」「最初は失敗しちゃうものでしょ」
こんな風に思い浮かんだのではないでしょうか!
これらの疑問にはのちほどお答えしますので、まずは、犬の身体の仕組みや性格について知ることが、トイレのしつけの近道になります。
失敗の具体例
あなたは、こんな環境で犬のトイレのしつけをしていたり、粗相をされたことはありませんか?
しつけ以前の粗相
- カーペットやラグマットのあちこちにしてしまう
- 遊んでいると思ったら、急にその辺に粗相をする
- ケージ外にトイレを設置しても、そこでしてくれない
- 粗相の後始末を行っている間に、別のところで粗相をされた
しつけの環境
- リビングにはラグマットや布製のカーペットを敷いてある
- ケージの外にトイレスペースを用意している
- トイレシートをガジガジ噛まれて破かれる
このような失敗を繰り返している場合は、環境やしつけ方を見返してみましょう。
まずは身体の仕組みや習性を知る
犬の習性や身体の仕組みを理解することで失敗を大幅に減らせるパターンが多いので、
まずはそれらを知ることから始めてみましょう。
- 犬にはトイレという概念がない
- 基本的にキレイ好きで、寝床で用を足さない
- 肉球で地面を調べ、吸水性の高そうなところに排泄をする
- 排泄を催しやすいタイミングがある
- 排泄をする前に予備動作を取る
- 子犬の膀胱は未発達のため、あまり我慢ができない
まとめた中だけでも、犬のトイレの失敗の原因のヒントになっているものがいくつかありますよね。
この習性と、しつけを行っている環境やしつけ方法を照らし合わせてみると、
失敗の原因が見えてくるかもしれません。
”失敗させてしまうこと”を事前に避け、成功を作り上げる
犬のトイレって反復練習ですよね。
環境作りや間違ったしつけ方法で”失敗させてしまうこと”を続けてしまった場合、
悪い方向に反復練習が行われ、いつまでたっても正しい場所で排泄をしなくなるわけです。
トイレのしつけは、飼い主のあなたが犬に失敗させないように誘導し、成功体験を作り上げるとすんなり覚えてくれますよ!
犬のトイレのしつけで見直すべきポイント
環境としつけ方を見直すと、驚くほど効果があります。
環境を見直してみる
しつけを行う前に、失敗に直接的に繋がっている環境の洗い出しと改善を行いましょう。
僕らも、仕事でもなんでもいいんですが、何かをするときは集中できる環境を整えてから取り掛かると捗りますよね。
最初に挙げた、悪い例をもう一度おさらいします!
【改善前】しつけの環境
- リビングにはラグマットや布製のカーペットを敷いてある
- ケージの外にトイレスペースを用意している
- トイレシートをガジガジ噛まれて破かれる
これらを、犬の習性と照らし合わせてみましょう。
犬の習性を考慮して失敗しない環境へ改善すると、こうなります。
【改善後】しつけの環境
- ラグマットや布製のカーペットを吸収性の悪いジョイントマットへ変更
- ケージの中にトイレスペースを作る
- トイレトレーでシートを保護する
しつけの前に、環境が整っていないことで起きうる失敗をあらかじめ潰しておきましょう。
そうすることにより、上記の後始末を行っている間に粗相をされてしまうなど
失敗が失敗を呼ぶ状況を作らないようになります。
しつけ以前の粗相をさせない
環境と同じように、しつけ以前の粗相もやり方を変えるだけで改善できます。
しつけ以前の粗相
- カーペットやラグマットのあちこちにしてしまう
- 遊んでいると思ったら、急にその辺に粗相をする
- ケージ外にトイレを設置しても、そこでしてくれない
- 粗相の後始末を行っている間に、別のところで粗相をされた
これらの失敗は、ほとんど原因が共通していますので、あるポイントを抑えれば効果的です。
そのポイントについては、のちほど実際のトレーニングの中で織り交ぜてお教えします!
では、トイレトレーニングをやってみましょう^^
完ぺきにできるようになる犬のトイレのしつけ方
実は、冒頭で挙げた失敗談は、僕の実体験でもあります。
それらの失敗を乗り越え、今では催したら自分からトイレシートを探すことができるようになりましたので、そのしつけ方を詳しくまとめます!
トレーニングの前の環境作り
- ケージ(サークル)の中にトイレスペースを作る
- シートを噛む犬は、メッシュトレーを使う
- ケージ(サークル)の中に、毛布やぬいぐるみは入れない
トイレから遠いところで遊んでいて、トイレスペースに犬の誘導が間に合わず粗相をしてしまうのはよくある話ですし、実際僕も同じ失敗をしています。
犬がトイレをしたいと思った時にその場でしてしまうのは、
子犬期は膀胱が未発達のため、我慢できる時間が物理的に短いためです。
「トイレはシートの上ですること」を覚えていない犬に、
ケージ(サークル)の外のトイレスペースにさせようとしても失敗するだけです。
まずはトイレシートですることを覚えさせるために、ケージやサークルの中にスペースを作ることをおすすめします。
「トイレのしつけグッズは何を使えばいいの?」
という方は、僕が実際使ったものを参考にしてみてください^^
壁つきトイレトレイ
メッシュトレイなので、トイレシートをびりびりに破く犬は使ってみるとしつけがスムーズにできます。
壁つきのトレイであれば、トイレスペースがわかりやすく、はみ出してしまったりすることがないです。
掃除がちょっと手間ですが、壁なしタイプもあります。
好みで選んでしまって問題ありませんが、ケージの中に入るサイズを選ぶようにしてください。
ビターアップル
苦い味のするスプレーで、噛んではいけないところに吹きかけてしつけを行うためのグッズです。
ワンツートレーニング
この記事では、”ワンツー”をコマンド名としますが、
”シーシー”や”おしっこ”などを使っている方もいます。
- 排泄を催すタイミングを見計らって、おやつでケージ(サークル)の中へ誘導する
- シートの上でトイレをするか待ってみる
- 用を足してる最中にコマンド名を繰り返す
- ケージの外にトイレスペースを移動し、コマンドで排泄させる
- しつけができていない状態で外に出しっぱなしにしない
- 犬が排泄を催すタイミングにはすでにケージの中にいさせる
- 失敗したら無反応で素早く片付ける
- 間に合いそうにないからと、犬を抱きかかえてトイレスペースに移動させない
排泄を催すタイミングを見計らって、おやつでケージ(サークル)の中へ誘導する
犬には排泄を催すタイミングがあるとお伝えしました。
そのタイミングとはズバリ、
食後・寝起きです。
それ以外にも、トイレをした時間を覚えておいて、「この間隔でトイレをするんだな」ということをあなたが把握しておきましょう。
これらのタイミングでは、犬をあらかじめケージ(サークル)へ入れておくことで、
全然違う場所で粗相をすることを避け、失敗させないように誘導することができます。
もう一度おさらいしますが、
食後・寝起き・犬のトイレのサイクルの時にはすでにケージの中に入っている状態を作り出しておいてください。
また、サイクル外で、トイレをする場合があります。
犬の排泄は必ず予備動作がありますので、愛犬をよく見ておいて、予備動作を取ったらケージの中に誘導するようにしましょう!
- 地面の臭いを嗅ぐ
- その場でくるくる回る
- 腰を落とし、ちょっとお尻を上げる
この段階のポイントですが、
犬の誘導が間に合わないからといって、あなたが犬を抱きかかえてトイレに連れていくことは絶対にやめましょう!
トイレのしつけは、”犬がトイレをしたいと思ったら、自分の足で移動して排泄をする”ことが最終目標です。
犬が自分の足でケージ(サークル)の中へ入れるように誘導してあげます。
犬のトイレのしつけで一番重要なフェーズなので、少々ボリュームが多くなってしまいましたが、
しつけ以前の粗相
- カーペットやラグマットのあちこちにしてしまう
- 遊んでいると思ったら、急にその辺に粗相をする
- ケージ外にトイレを設置しても、そこでしてくれない
- 粗相の後始末を行っている間に、別のところで粗相をされた
上記で挙げた粗相は、誘導をしっかり行ってあげることにより大幅に減らすことができますよ!
シートの上でトイレをするか待ってみる
犬はトイレという概念がありませんが、吸収性の高い場所で排泄をします。
”たまたま排泄をしたのがトイレシートの上だった”という状況を作り出し、
シートの上でできた場合は褒めます。
こうすることにより、「この上でトイレをすると飼い主に褒めてもらえる!」ということを認識します。
まずはこの取っ掛かりを掴んでもらうようにトレーニングしましょう!
用を足してる最中にコマンド名を繰り返す
シートの上でトイレをすれば褒めてもらえることを意識づけできれば、
あらかじめ決めておいたコマンドと行動を紐づけます。
用を足している最中に、経のようにコマンドを繰り返しましょう。
コマンド名はもちろんのこと、イントネーション、ピッチなど。コマンドは常に同じように発声します。
ご家族で飼われる場合は、人によってコマンド名が違うとワンちゃんが困惑してしまいますので、事前に統一をしておくと良いですね!
ケージの外にトイレスペースを移動し、コマンドで排泄させる
ここまで覚えさせて、ようやくケージの外でトレーニングができるようになります。
遊んでいる最中や、コマンドを出した時にトイレシートに自分から向かって排泄すれば完ぺきです。
まとめ
何度も失敗して片付けて失敗して片付けてを繰り返すと、すごく気が滅入りますよね。。。
朝起きて掃除。帰ってきて掃除。
でも辛くて大変なのは、これからずっと家族として一緒にいる時間の中のほんの少しだけ。
数年経ったら、「あんなこともあったなあw」と笑い話にできます^^
犬の習性から来る失敗、環境から来る失敗、しつけ方法から来る失敗。
犬のトイレのしつけは、とにかく”失敗させてしまうこと”を事前に防ぐことが重要です。
あなたが成功を作り出してあげるように誘導すれば、
驚くほど楽にトイレのしつけができると思いますよ!
諦めず、根気強くトレーニングを続けていけば必ずできるようになります。
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